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独立洗面台の女性人気が高い理由
独立洗面台は、洗面ボウルの大きさにある程度のゆとりがあることや、化粧小物などの収納スペースが確保できること、大きな鏡で身支度がしやすくシャンプーができる製品もあることなど、女性には人気の高い設備になっています。
ワンルームなどの賃貸の場合、浴室と洗面ボウル、トイレなどが一体となったユニットバス仕様のケースも多いですが、この場合洗面シンクがコンパクトなつくりであるため、朝の身支度などで物を置くスペースが不足してしまうため、不便に感じることがあります。
そのため、使う化粧品を並べて置いたり、十分な広さの鏡でドライヤーを使えたりする独立洗面台は、忙しい朝の時間短縮にも有効です。
洗面台と洗面化粧台の違い
洗面台
洗面ボウルと蛇口がありますが、必ずしも板などの台の上にあるとは限りません。壁に洗面ボウルが直接取り付けてあるケースや、洗面ボウルの下が収納キャビネットになっていることもあります。洗面ボウルと蛇口を自由な組み合わせることが可能なため、好きな商品を使ってオリジナルで造ることにも対応できます。
洗面化粧台
洗面化粧台は、洗面ボウルや蛇口、収納部分や鏡などを選んで一体式の洗面台として設置するものです。蛇口や鏡、収納の種類などは選択できることが多く、使いやすくてお手入れもしやすい設計になっています。
独立洗面台の種類を知ろう
1.壁付け型
2.置き型
3.埋め込み型
4.半埋め込み型
独立洗面台の設置作業
リフォームが必要な場合
洗面台本体の種類などにもよりますが、リフォーム費用として20万円以上は必要になると考えられます。また、作業期間は2~4日程度かかるでしょう。
リフォームが不要な場合
独立洗面台の商品をご紹介
1.リフラ
一般的な洗面台は、500~600mmの奥行のものが多いため、置く場所にはある程度のゆとりが必要です。そのため、限られたスペースに洗面台を置きたくても難しいケースがあります。
しかし、コンパクトなリフラなら、新たに独立洗面台を置きたいときにも省スペース化が図れます。また、コンパクトでも、シンクはバケツも入るように工夫されていますので、使い勝手が良く便利に活用できそうです。
メーカー | LIXIL(リクシル) |
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商品名(型番) | リフラ |
価格帯 | 70,000円~170,000円 |
2.サクア
メーカー | TOTO |
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商品名(型番) | サクア |
価格帯 | - |
3.シャンピーヌ
また、洗面ボウルの奥には、石鹸や化粧品のボトルなどが置けるスペースが確保されており、身支度しやすい工夫があります。
メーカー | ノーリツ |
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商品名(型番) | シャンピーヌ |
価格帯 | 109,800~206,000円 |
4.ホーロー製洗面化粧台 オンディーヌ
オンディーヌのキャビネットはホーロー仕様であり、熱くなったヘアアイロンも冷ますことなく、そのまま収納することが可能です。また、洗面ボウル下のキャビネットにある、細かいメイク道具が収納できるスライドポケットは、口紅や髪飾りなどを整理して収納できる優れものです。化粧をする際には便利で魅力的な機能でしょう。
メーカー | タカラスタンダード |
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商品名(型番) | オンディーヌ |
価格帯 | 50,000~190,400円 |
5.無垢の木の洗面台(ユニットタイプ)
特徴はキャビネットだけでではなく、カウンターにはタイルを採用したり、洗面ボウルや蛇口にはデザイン性のあるものを採用したり、好みに合わせて自由なコーディネートができます。他とは少し違ったデザイン性のある洗面台で素敵な空間にしたいときにおすすめです。
メーカー | ウッドワン |
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商品名(型番) | 無垢の木の洗面台 |
価格帯 | - |
設置検討前に費用対効果も考えよう
独立洗面台は入居の際には喜ばれる設備ではありますが、それだけでは、大幅な家賃アップにつながるものでもないでしょう。どのくらいの家賃アップが見込めるか、費用対効果をしっかりと考えて設置を検討することをおすすめします。
まとめ
とはいえ、多機能で高額な設備を入れても、リフォーム費用の負担が大きくなることもあります。費用をどの程度に抑えて設備をするか、家賃収入とのバランスを考えて検討してみてはいかがでしょうか。
この記事の監修者
宅地建物取引士
注文住宅会社に15年以上従事し、不動産売買業務の他、新築・リフォームの内外装、家具・建具造作の現場監修を行う。オリジナルデザインの住宅を数多く経験。不動産・住宅専門の執筆活動も行っている。