空室対策やトラブル回避に繋がる?室内洗濯機置場のリフォームについてご紹介します

2023.11.16更新

この記事の監修者

花 惠理

花 惠理

【資格】宅地建物取引士/賃貸不動産経営管理士/2級FP技能士

空室対策やトラブル回避に繋がる?室内洗濯機置場のリフォームについてご紹介します

屋外から室内に洗濯機置場をリフォーム検討中の大家さんへ、工事の内容、費用について、トレンドを交えてご紹介します。

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目次

洗濯機置場の場所で入居率が変わる!?

賃貸物件において、部屋の洗濯事情はいくつかの種類に分類されます。大きく分けると、洗濯機置場が室内にある、室外にある、洗濯機置場はなく共用のコインランドリーがある、洗濯機置場も代替設備もないという4種類でしょう。その中でも、お部屋探しをしている人にとって、室内洗濯機置場はほとんど必須の条件となっています。

実際、全国賃貸住宅新聞で公開された「入居者に人気の設備ランキング2018」の「この設備がないと入居が決まらない」という項目において、単身者向け・ファミリー向けどちらにおいても「室内洗濯機置場」は1位となっています。

室内洗濯機置場は「あったら嬉しい設備」というより「ないと物件選びの選択肢に入りにくい設備」といえるため、洗濯機置場の有無やその場所によって家賃価格や入居率は大きく影響します。

室内以外の洗濯機置場

室内以外に洗濯機置場がある場合は、ベランダや共用部分に設置されている物件が多数です。洗濯機置場が室外にある建物の多くの理由は、築年数が古く、給水管や排水管を室内に設置できないという事情からです。

他にも、居室スペースを確保するために、洗濯機置場を室外に設置しているという建物もあるようです。

室外設置によるトラブル

室外設置の場合、洗濯機の音によるトラブルが起こる可能性があります。洗濯機を回す際に発生する音が、近隣に聞こえやすいからです。特に、早朝や深夜の時間帯で洗濯機を回す場合はトラブルになりやすいといえるでしょう。

また、洗濯機置場が玄関横など共用部分にある場合、他の住人に勝手に使用される、洗濯物が盗まれるというトラブルが起こる可能性もあります。

部屋ごとに仕切られているベランダと違い、共用部分は住人や住人以外も出入りするからです。その他、外壁修繕の際に洗濯機が一定期間使用できなくなるなどのトラブルもあります。

洗濯機置場はどこに設置されることが多い?

建設当初から洗濯機置場が室内にある場合、設置される場所は大体決まってきます。脱衣所がある場合は、独立洗面台と並んで設置されることが多いでしょう。

地域によっては、雪で外に洗濯物が干せないなどの事情から、サンルーム内に洗濯機置場が設置されていることがあります。その他、キッチンの横に設置されることが多くあり、その理由については次の項目をご覧ください。

キッチン周りに設置されることが多い理由

室内洗濯機置場を作るためには、洗濯機を置くスペース・洗濯機用の電源コンセント・給排水管が必要となります。給排水管の関係上、キッチンや浴室・トイレといった水回りの近くが多くなる場合が多いのです。

室内洗濯機置場のメリット

ここでは、室内洗濯機置場のメリットをご紹介します。

1.洗濯機が雨・風にさらされない

洗濯機を外に設置すると気になるのが、雨・風による汚れや故障。日当たりの良いベランダでは、日焼けにより洗濯機の表面が変色してしまうことがあります。室内洗濯機置場があれば、このような心配はありません。

2.室内で洗濯ができる

室外に洗濯機置場がある場合は、暑くても寒くても季節を問わず洗濯の度に外へ出なければなりません。室内に洗濯機置場があれば、洗濯のために外に出る必要がないというメリットがあります。

3.空室対策に繋がる

洗濯機置場を室内に設置することで、お部屋探しの中で「室内洗濯機置場が絶対条件の人」に物件を検討してもらえるでしょう。インターネットで物件を探す際、条件検索を利用すると、希望の設備がある物件のみが表示される仕組みです。「室内洗濯機置場」は条件でチェックされることも多いため、洗濯機置場を室内に置くことによって、より多くの人に物件を見てもらうチャンスへとつながります。

洗濯機置場リフォームは業者に相談しよう

洗濯機置場の変更を検討する場合、まずはリフォーム業者に相談してみましょう。給排水管やコンセントの設置などの工事が必要となるため、設置する場所や費用などを考慮する必要があります。

どんな業者に依頼をするべきか

洗濯機置き場のリフォーム工事を依頼する業者には、工務店やリフォーム会社などが考えられます。その他、管理会社のグループ会社や提携している業者があるかもしれません。最近では家電量販店やホームセンターなどでもリフォーム工事を行っているところもあります。

業者によってそれぞれ得意分野が違いますので、これまでの工事実績や施工事例に同様の事例があるかの確認をすることが大切です。また、デメリットもきちんと説明してくれるなど、信頼できる業者が良いでしょう。業者に依頼をするときは、複数社を比較検討した上で信頼できるところを選ぶことをおすすめします。

室内に洗濯機置場を設置するために事前に確認すべきこと

ここでは、室内に洗濯機置場を設置するために事前に確認すべきことについてまとめています。室内への洗濯機置場設置を検討している大家さんは、ぜひご自身の物件を確認してみてください。

1.給排水の場所

洗濯機置場の設置には、給排水管が必要不可欠です。給排水管の位置と洗濯機置場の希望設置場所によっては給排水管を伸ばす必要があり、費用がかさむ可能性があるため、あらかじめ確認しておきましょう。

2.電源・コンセント

洗濯機を動かすための電源・コンセントの場所の確認も必要です。設置する場所の近くに電源・コンセントがない場合は、電気工事士の資格を持った人による工事が必要となります。

3.勾配が作れるかどうか

洗濯で使用した水は、洗濯機置場の排水口から排水管へ流れます。水は高いところから低いところへ流れますので、洗濯機置場の排水口は排水管よりも高い位置に作る必要があるのです。勾配が作れるかどうかということも、事前に確認しておくと良いでしょう。

室内洗濯機置場のリフォーム工事の内容

実際に室内洗濯機置場のリフォーム工事の内容はどのようなものでしょうか。ここでは、リフォーム工事の費用や期間などを解説します。

リフォームにかかる費用

給排水管の位置と洗濯機置場の設置場所との関係など物件の状況によりますが、リフォーム費用はおおよそ15~20万円程度とされています。業者によっては室内全体のリフォームもお任せすることで価格を安くしてくれることがあります。

リフォームにかかる期間

リフォームにかかる期間は、おおよそ1週間程度でしょう。ただし、業者や物件の状況などにより異なりますので、依頼するときに確認しましょう。

リフォームの際に必要なもの

洗濯機置場を設置する際に、階下への水漏れを考えて、床への漏水を防ぐ役割のある防水パンの設置をおすすめします。防水パンがなければ工事費用が安くなるかもしれませんが、床へのダメージなど、設置後のリスクを回避するためにも検討してみましょう。

まとめ

お部屋探しの上で必須条件として挙げる人が多い「室内洗濯機置場」。洗濯機置場が室外にある場合、室内に変更するリフォーム工事を行うことで、入居を検討する人が増える可能性があります。室外洗濯機置場の物件をお持ちの大家さんは、空室対策の1つとして、ぜひ室内洗濯機置場のリフォームを検討してみてください。
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この記事の監修者

花 惠理

花 惠理

【資格】宅地建物取引士/賃貸不動産経営管理士/2級FP技能士

大学卒業後、不動産会社や住宅メーカーの不動産部に勤務し、不動産賃貸・売買契約の他、社宅代行、宅地造成などの業務に携わる。現在は、不動産や金融関係の執筆をするWebライターとして大手メディアなどに多数寄稿。初心者にもわかりやすい言葉で解説している。また、将来に備えて夫婦で不動産投資や株式投資を行う。

●紹介されている情報は執筆当時のものであり、掲載後の法改正などにより内容が変更される場合があります。情報の正確性・最新性・完全性についてはご自身でご確認ください。
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