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目次
洗濯機置場の場所で入居率が変わる!?
実際、全国賃貸住宅新聞で公開された「入居者に人気の設備ランキング2023」の「この設備がないと入居が決まらない」という項目において、室内洗濯機置場は単身者向けで3位、ファミリー向けで2位といずれも上位に入っています。
室内洗濯機置場は「あったら嬉しい設備」というより「ないと物件選びの選択肢に入りにくい設備」といえるため、洗濯機置場の有無やその場所によって家賃価格や入居率は大きく影響します。
室内以外の洗濯機置場
他にも、居室スペースを確保するために、洗濯機置場を室外に設置しているという建物もあるようです。
室外設置によるトラブル
また、洗濯機置場が玄関横など共用部分にある場合、他の住人に勝手に使用される、洗濯物が盗まれるというトラブルが起こる可能性もあります。
部屋ごとに仕切られているベランダと違い、共用部分は住人や住人以外も出入りするからです。その他、外壁修繕の際に洗濯機が一定期間使用できなくなるなどのトラブルもあります。
洗濯機置場はどこに設置されることが多い?
地域によっては、雪で外に洗濯物が干せないなどの事情から、サンルーム内に洗濯機置場が設置されていることがあります。その他、キッチンの横に設置されることが多くあり、その理由については次の項目をご覧ください。
キッチン周りに設置されることが多い理由
室内洗濯機置場のメリット
1.洗濯機が雨・風にさらされない
洗濯機を外に設置すると気になるのが、雨・風による汚れや故障。日当たりの良いベランダでは、日焼けにより洗濯機の表面が変色してしまうことがあります。室内洗濯機置場があれば、このような心配はありません。
2.室内で洗濯ができる
室外に洗濯機置場がある場合は、暑くても寒くても季節を問わず洗濯の度に外へ出なければなりません。室内に洗濯機置場があれば、洗濯のために外に出る必要がないというメリットがあります。
3.空室対策に繋がる
洗濯機置場を室内に設置することで、お部屋探しの中で「室内洗濯機置場が絶対条件の人」に物件を検討してもらえるでしょう。インターネットで物件を探す際、条件検索を利用すると、希望の設備がある物件のみが表示される仕組みです。「室内洗濯機置場」は条件でチェックされることも多いため、洗濯機置場を室内に置くことによって、より多くの人に物件を見てもらうチャンスへとつながります。
洗濯機置場リフォームは業者に相談しよう
どんな業者に依頼をするべきか
業者によってそれぞれ得意分野が違いますので、これまでの工事実績や施工事例に同様の事例があるかの確認をすることが大切です。また、デメリットもきちんと説明してくれるなど、信頼できる業者が良いでしょう。業者に依頼をするときは、複数社を比較検討した上で信頼できるところを選ぶことをおすすめします。
室内に洗濯機置場を設置するために事前に確認すべきこと
1.給排水の場所
2.電源・コンセント
3.勾配が作れるかどうか
室内洗濯機置場のリフォーム工事の内容
リフォームにかかる費用
リフォームにかかる期間
リフォームの際に必要なもの
まとめ
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この記事の監修者
宅地建物取引士/賃貸不動産経営管理士/2級FP技能士
大学卒業後、不動産会社や住宅メーカーの不動産部に勤務し、不動産賃貸・売買契約の他、社宅代行、宅地造成などの業務に携わる。現在は、不動産や金融関係の執筆をするWebライターとして大手メディアなどに多数寄稿。初心者にもわかりやすい言葉で解説している。