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目次
セルフ内見とは
セルフ内見であれば、対面することなく内見を実施でき、希望者が自分のペースで内見できるというメリットもあります。しかし、対面しないからこそ気を付けなければならない点もあるものです。
セルフ内見とは、内見希望者だけで物件の内見をすることです。不動産会社の営業担当者や大家さんが立ち会うことなく、内見希望者のみで好きなように内見できる仕組みとも言えます。一般的な内見の大まかな流れは次のとおりです。
このように、1件の内見だけでも大家さんや内見者の半日以上が潰れてしまいます。また、不動産担当者や大家さんが立ち会うので、営業トークもあるでしょう。そのため時間がかかり、内見者からすると自分のペースでのんびり内見することも難しいのです。一方、セルフ内見の大まかな流れは次のとおりです。
セルフ内見では、予約日時に希望者が自分で物件へ向かい、鍵を開けて好きに物件内を見学できます。基本的に自分の好きな時間に予約でき、1件の内見は30分ほどで終わるので、仕事の休憩時間や仕事終わりなどに内見するというケースもあります。
対面を気にする方だけでなく、営業トークが苦手な方や時間がない方でも気軽に内見が可能なうえ、自分のペースでじっくり気になる所を確認できるので、セルフ内見を希望する方が増えている傾向にあるのです。
オンライン内見との違い
インターネット環境さえあれば、自宅にいながら内見ができます。対面の必要はなく時間や移動費用などもかからないので、オンライン内見を取り入れる不動産会社も増えています。
セルフ内見のメリット・デメリット
メリット
デメリット
セルフ内見をする際のポイント
POPを設置しておく
内見者がぱっと見ただけでは気付かないことや、物件のちょっとしたアピールポイントを動線上に掲示すると効果的です。100均などの素材でも作成できるので、低コストでアピールすることができます。ただし、POPはたくさん置けば置くほどよいというわけではありません。
また、アピールポイントが多すぎて小さい文字でぎっしり書いてあるPOPは、よく見てもらえない可能性が高いでしょう。ここぞという所に絞って、3~5個ほど置くのが適切と言えます。
モデルルームを作る
近年では、空室対策として家具や小物で空室をコーディネートし、生活感を表現する「ホームステージング」という手法を取り入れている物件も多いものです。生活感のある家具やおしゃれな小物を設置することで部屋に暖かみが生まれ、印象がよくなるというメリットがあります。
物件全体をコーディネートすると費用がかかりますが、キッチンのみや浴室のみなど部分的なコーディネートでも効果があるでしょう。家具をレンタルすればさらに費用を抑えられます。
ただし、ホームステージングを実施するにはターゲットを考慮したり、おしゃれな小物を選んだりする必要があり、初心者には難しい面もあります。「挑戦したいけど不安」という方は、不動産会社や専門家に相談しながら進めるとよいでしょう。
基本的な清掃は忘れずに
セルフ内見の注意点
たとえば、予約時に身元を証明してもらう、事前に誓約書にサインしてもらう、必要時以外はすぐに鍵を回収するなどの準備も必要でしょう。また、物件内部の破損に備えて、内見希望者には保険に加入してもらうのも1つの手です。
導入に迷う場合は管理会社に相談を!
まとめ
不安な場合や導入を悩んでいる場合は、不動産会社や管理会社と相談しながら進めるとよいでしょう。デメリットについてはしっかりと対策したうえで、空室対策の一手としてセルフ内見をぜひご検討ください。
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この記事の監修者
AFP/2級FP技能士/宅地建物取引士/相続管理士
明治学院大学 経済学部 国際経営学科にてマーケティングを専攻。大学在学中に2級FP技能士資格を取得。大学卒業後は地元の地方銀行に入行し、窓口業務・渉外業務の経験を経て、2011年9月より父親の経営する住宅会社に入社し、住宅新築や土地仕入れ、造成、不動産売買に携わる。