空いている駐車場をシェアリングエコノミーで活用する方法

監修キムラ ミキ

  • 公開日:
  • 2020年12月11日
  • 更新日:
  • 2020年12月11日
空いている駐車場をシェアリングエコノミーで活用する方法
駐車場経営をしているが、すべての区画が埋まらないという駐車場大家さんもいらっしゃるでしょう。区画を埋める方法を探しているなかで、シェアリングエコノミーという言葉を目にされたことはありますか?シェアリングエコノミーは、駐車場経営の収益アップの手段として活用できるものです。この記事では、駐車場の空き区画を埋めて、収益アップをしたいと考える駐車場大家さんに向けて、駐車場シェアリングの仕組み、特徴と注意点、費用と費用対効果などをご説明いたします。

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目次

モノを所有する時代から、共有する時代へ 

近年、サブスクリプション(定額制サービス)が人気となっていることにも表れているように、モノを所有することがステータスだった時代から「必要に応じて借りればよい、他人と共有すればよい」と考える人が増えてきています。シェアリングエコノミーとは、そのように考える人に対して、個人所有の資産などを貸し出したり、貸し出しを仲介したりするサービスを指します。

貸し出される資産は、自動車や住居、家具、衣服など多岐に渡っています。シェアリングエコノミーの代表例として、「Airbnb」を思い出される方も多いのではないでしょうか。「Airbnb」も個人が所有している建物の空き部屋などを、インターネットを介して第三者に貸し出すサービスです。現在は、民泊新法の規制によって一時期に比べると物件数は減少しているものの、安心して借りられる物件に淘汰されてきた段階といえるのかもしれません。

賃貸経営におけるシェアリングエコノミーとは

賃貸経営におけるシェアリングエコノミーには、「Airbnb」に代表される空き部屋や空きスペースを民泊施設のように活用するものもあれば、全国にある物件をシェアできる会員制のサービスなどが挙げられます。

今回は、賃貸経営におけるシェアリングエコノミーのなかでも、建物ではなく、冒頭でご紹介した駐車場や遊休地を利用したシェアリングエコノミーについてご説明をいたします。

駐車場を月極駐車場として賃貸に出しているものの、近年の若者の車離れなどの影響で、空き区画が生じているというケースもあるでしょう。その空き区画を1日単位で貸し出せるようにするのが駐車場シェアリングサービスです。

コインパーキングを思い浮かべて、機械導入にかかる費用負担を懸念する方もいらっしゃるかもしれません。しかし、駐車場シェアを仲介する会社が、スマートテクノロジーを活用して空き駐車場とドライバーをマッチングするサービスを提供してくれるため、初期費用をほとんどかけずに、駐車場の空き区画にシェアリングエコノミーを導入することができるようになっています。

駐車場にシェアリングエコノミーを導入する際の大家さんのメリット・デメリット

駐車場の空き区画に、シェアリングエコノミーを導入すると、大家さんにはどのようなメリットおよびデメリットがあるのでしょうか。

大家さんのメリット

大家さんのメリットとしては、なかなか埋まらない駐車場の空き区画を活用して、収入アップにつながる点が最大のメリットでしょう。空き区画をそのままにしていても、収入はゼロのままです。しかし、駐車場の空き区画にシェアリングエコノミーを導入すれば、少なくとも収入ゼロを回避できる可能性が高まります。また、平日と土日祝で異なった駐車料金の設定も可能です。

駐車場シェアリングの場合、機械式のコインパーキングのように、機械設置をする必要がないため初期費用がかかりません。機械設置の必要がないため維持管理費用も発生しないのも大家さんにとってはメリットでしょう。なお、もしも月極駐車場として利用したい借主が現れた時には、シェアリングサービスを停止することもできます。

大家さんのデメリット

シェアリングエコノミーを導入した駐車場は、不特定多数の人が利用します。そのため、中には出庫の時間を過ぎても駐車をしたり、駐車場の設備(フェンスなど)を破損したりといったトラブルが発生する可能性があります。

駐車場シェアリングは、まだ新しい市場であるため、法整備が追い付いていません。そのため、トラブルが発生した時に法的解決が難しい可能性もあります。しかし、シェアリングエコノミーの仲介業者のなかには、先ほどのようなトラブルに対しての補償を用意している所もあります。駐車場の空き区画にシェアリングエコノミーを導入する際には、大家さんが主体的に仲介業者のサービス内容を吟味して、デメリットの軽減に努めることが望ましいでしょう。

シェアリングエコノミーに合った駐車場とは

シェアリングエコノミーの導入に適した駐車場には、どのような駐車場が考えられるのでしょうか。

駐車場シェアの場合

シェアリングエコノミーの導入を検討している駐車場の周辺に、コインパーキングはあるでしょうか。コインパーキングが存在するということは、一時的な駐車のニーズがあるといえます。そのコインパーキングの稼働率を確認し、満車傾向にある場合には、空き区画となっている駐車場にシェアリングエコノミーを導入することによって、収入アップを図れる可能性があります。

また近隣にスタジアムなどがある場合は、スポーツチームと連携した仲介業者のサービスを導入し、試合時などに空き駐車場を時間貸しすることもできます。ほかにも、住宅メーカー向けに建築現場近くの駐車場を手配する業者と連携して、ビジネスユーザー向けに駐車場シェアのマッチングを進めている仲介業者もあります。自物件の駐車場がどのようなニーズがあるかを、あらゆる角度から探ってみるとよいでしょう。

カーシェアという方法もある

ここまでのところ、駐車場そのものをシェアすることについてご説明をしてきましたが、駐車場の空き区画をカーシェアのステーションとして活用する方法もあります。カーシェアとは、言葉のとおり、自動車をシェアするということ。レンタカーは車種を選び、レンタカー会社に出向いて自動車を借ります。カーシェアは、ステーションに置いてあるカーシェア業者が設置した特定の自動車をシェアする会員制サービスで、レンタカーとは異なるサービスです。カーシェア業者によって、ステーションとしての採用基準は異なりますので、関心のある方は、カーシェア業者に問い合わせてみるとよいでしょう。

駐車場にシェアリングエコノミーを導入した時の収支とは

駐車場にシェアリングエコノミーを導入した時の収支について、ある駐車場シェアリング仲介業者A社を例にとってご説明いたします。

ある業者のシステムを利用した場合

【設置費用】
看板や車止めなどの設備投資はいっさい不要となります。つまり、シェアリングエコノミーの導入費用は、0円です。

【期間】
15分単位で時間貸しをしたり、1日単位で日貸しをしたり、自由に設定ができます。ここでのシミュレーションでは、1日単位の日貸しで収支を算出しています。

【管理費・維持費】
貸出料金のうち、53.7%がシェアリングエコノミー仲介業者の手数料です。手数料は、24時間体制のサポート活動や利用促進のための広告・営業活動に利用されます。

【駐車料金】
東京都練馬区の住宅街近隣にある駐車場に、シェアリングエコノミーを導入し、1日単位で貸している物件事例のうち、駐車料金が1日あたり1,100円に設定されている事例を取り上げます。なお、土日祝日の料金も平日と同一設定しているものとします。また、周辺の月ぎめ駐車場の相場は2万円~3万円となっているエリアです。

【収支シミュレーション】
稼働率が1か月のうち、21日(おおむね7割)稼働した場合、収支は以下のようになります。
収入(駐車料金)1,100円×21日=23,100円
支出(手数料)23,100円×53.7%=12,404円
収益23,100円-12,404円=10,696円
月極駐車場の収入と比較すると、収益性がやや劣る結果になっています。しかし、空き区画のままであれば収入はゼロのままですが、シェアリングエコノミーを導入することによって収入がうまれる結果になります。今回のシミュレーションは、土日祝日の料金も平日と同一、日貸しといった設定にしました。しかし、土日祝日の料金設定を変更したり、時間貸しの設定をしたりといった条件変更によって、さらなる収益アップの可能性はあります。

駐車場シェアの注意点

シェアリングエコノミーを導入する際には、収支のみならず、大家さんにとってのデメリットでお話したように、トラブルが生じた時の対応について考えておく必要があります。そのトラブルに対する補償を受けられる保険に加入する場合には、その費用対効果について検討も必要です。

シミュレーションで支出項目として挙げた手数料率を始めとして、トラブル対応についても、シェアリングエコノミー仲介業者によって、提供内容は異なります。所有している駐車場の空き区画にシェアリングエコノミーを導入する場合には、複数の業者を比較検討してから利用する業者を選ぶようにしましょう。

まとめ

駐車場経営の新しいカタチであるシェアリングエコノミー。駐車場の空き区画を活用できる有用な手段です。シェアリングエコノミーのメリット、デメリットを理解したうえで、シェアリングエコノミーの仲介業者をしっかりと吟味して利用することが重要です。とはいえ、初期費用もかからず、自由に貸し出し停止もできるサービスでもあります。駐車場経営において、空き区画に悩みのある大家さんはお試しでチャレンジしてみてはいかがでしょうか。

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キムラ ミキ

監修キムラ ミキ

【資格】AFP/社会福祉士/宅地建物取引士/金融広報アドバイザー

日本社会事業大学 社会福祉学部にて福祉行政を学ぶ。
大学在学中にAFP(ファイナンシャルプランナー)、社会福祉士を取得。
大学卒業後、アメリカンファミリー保険会社での保険営業を経て、(マンションデベロッパー)にてマンション営業、マンション営業企画に携わった。
その後、2008年8月より独立し、現在、自社の代表を務める。

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