目次
- 大手の管理会社は実績が豊富である一方、担当者の入れ替わりが多い傾向に。
- 中小の管理会社は地域の特性や客層を理解しているためニーズに合わせた提案が可能です。
- ご自身の状況やご自身の物件に合わせて、大手/中小を選択するようにしましょう。
管理会社の選定でお悩みの大家さん必見! |
---|
賃貸経営一括相談サービスなら、ご自身の情報を入力するだけで1度に複数の管理会社へ相談することが可能です。 <賃貸経営一括相談サービスの特徴> ・130以上の管理会社からアドバイスがもらえる ・物件の種別を問わず一室から相談可能 ・相談料は無料 管理会社は賃貸経営のパートナーと言っても過言ではありません。空室対策をはじめ、物件管理やキャッシュフローなど日々の課題を解決するために、複数の管理会社にアドバイスをもらうことは一案です。 |
賃貸経営のお悩みはプロに相談!
プラン提案を受けてみませんか?
70社以上の有力管理会社が大家さんのお悩み解決をサポート
※ページ下部の「賃貸経営一括相談および土地活用プラン一括請求サービスの注意点」をご確認いただいたうえ、ご利用ください。
管理会社選びに失敗したくない大家さんへ
清掃や定期的な修繕等、管理会社が細かに報告やアドバイスしてくれるかどうかで建物の美観が変わりますし、適切に管理されていれば、将来の大規模修繕の際にもあまりお金をかけずにメンテナンスすることができるでしょう。
また、管理物件をたくさん持っていたり、営業力のある会社だったりすれば、空室期間の短縮による収益向上に結びつけることができます。
ところで、管理会社を選ぶ際は、どのような視点で選ぶとよいのでしょうか?「管理戸数の多い大手であれば安心」ということも間違いではありませんが、一方で、中小にもメリットはあります。
大手と中小はどう違う?
一方、中小は大手のような強みはありませんが、長く地元で営業していることで、その地域の特性をよく知っているため、中小のこうした特徴は大きなメリットとなります。
なお、管理会社の「大手」や「中小」に関してはさまざまな線引きができますが、あくまでもこの記事では、「大手」について全国の管理戸数上位にくるような、全国展開している管理会社を指し、中小は、街の不動産屋さんのような、地域に特化して展開している管理会社を指すことにします。
大手の管理会社10選
順位 | 管理会社 | 管理戸数 |
---|---|---|
1 | 大東建託グループ | 113万218戸 |
2 | 積水ハウスグループ | 63万9780戸 |
3 | スターツグループ | 59万2018戸 |
4 | 大和リビング | 58万4865戸 |
5 | レオパレス21 | 57万5798戸 |
6 | 東建コーポレーション | 24万6822戸 |
7 | ハウスメイトグループ | 22万4103戸 |
8 | ミニテック | 18万3337戸 |
9 | ビレッジハウス・マネジメント | 10万5166戸 |
10 | 旭化成不動産レジデンス | 10万784戸 |
大手管理会社のメリット・デメリット
メリット
・豊富な実績がある
・サービスの質が一定である
・会社が安定している
・ネットワークがある
豊富な実績がある
サービスの質が一定
会社が安定している
とはいえ、最近では大手管理会社でも倒産することがあるため、気になる方は、最近の経営状況等を確認しておくとよいでしょう。上場している会社であれば、決算発表等の資料を参照して確認する方法もあります。
未上場であればそうした資料は公開されていませんが、他の不動産会社の担当者や、業界に詳しい知人等に確認する程度でも十分です。
ネットワークがある
デメリット
・入居者情報が書面でしか分からない
・担当者の入れ替わりが多い
・撤退の可能性がある
入居者情報が書面でしか分からない
この場合、大手管理会社は入居者を案内しておらず、入居者情報が書面でしか分からないため、結果として、トラブルを起こす人が入居してしまった時は、後々大変な思いをすることがあります。
担当者の入れ替わりが多い
また、担当者の入れ替わりによって、前任の担当者と後任の担当者間の情報共有がうまくされておらず、トラブルに発展してしまう可能性もあるでしょう。
撤退の可能性がある
支店が撤退したとしても、すでに契約している場合には、近隣の支店から管理を受けられるはずですが、距離が遠くなることで管理の質が低下してしまう可能性があります。
こんな大家さんは大手の管理会社がおすすめ
その地域で初めて賃貸経営を始める大家さん
大手管理会社は、人材の育成にもお金をかけていますし、運営にあたってはツールを導入していることが多く、複数の管理会社を見て選ばなくとも、大手管理会社に任せれば一定の品質は確保されやすいと言えます。
その地域での賃貸経営に慣れてきたら、他の管理会社の良し悪しについてもじっくり見ていくとよいでしょう。
ブランドを活用したい大家さん
大家さんとしては、大手管理会社に管理を任せることで、そのブランド力を活用して空室対策ができる言えます。
中小管理会社のメリット・デメリット
メリット
・地域の特性や客層を理解している
・担当者との距離が近く相談しやすい
・フットワークが軽い
地域の特性や客層を理解している
担当者との距離が近く相談しやすい
フットワークが軽い
これも、大手管理会社のように管理担当物件数が多くないことが要因のひとつですが、その分、ひとりひとりの大家さんを相手に深くコミュニケーションする会社が多く、たとえば、現地で見てみたいことがあるというような場合、すぐに予定を空けるなどの対応をして貰いやすいでしょう。
デメリット
・サービスの質が変わりやすい
・人手が足りず手薄になりやすい
サービスの質が変わりやすい
よい担当者に出会うことができれば、大手より質の高いサービスを受けられますが、一方で、実務経験が少ないなど、担当者に実力がないと満足なサービスを受けられない可能性があります。
人手が足りず手薄になりやすい
こんな大家さんは中小の管理会社がおすすめ
何でも相談したい大家さん
中小管理会社は、ひとりひとりの顧客に対して深くコミュニケーションをするスタイルを取っている会社が多く、気軽に質問しやすく、またフットワークを軽く動いてくれやすいという特徴があります。
賃貸経営は判断しないといけないことの連続ですが、その度に、不動産のプロに相談できるのであれば非常に心強いでしょう。
大手と中小、サービス・手数料に違いはある?
ところで、大手管理会社と中小管理会社との間でサービスの内容や手数料に違いはあるのでしょうか?この点、会社による違いは当然ありますが、単に「大手だから」や「中小だから」という理由で見た場合に、大きな違いはないでしょう。
先にご説明した、それぞれのメリット・デメリットを参考に、「自分ならどちらが合っているか」という視点で会社選びをするとよいでしょう。
まとめ
大手管理会社と中小管理会社には、それぞれメリット・デメリットがあるため、必ずしもどちらがよいということはありません。それぞれのメリット・デメリットを理解した上で、状況にあわせてより適した方を選ぶことをおすすめします。
管理会社には大手・中小それぞれ特徴があります。
メリット・デメリットを理解することが大切です。
管理会社の選定でお悩みの大家さん必見! |
---|
賃貸経営一括相談サービスなら、ご自身の情報を入力するだけで1度に複数の管理会社へ相談することが可能です。 <賃貸経営一括相談サービスの特徴> ・130以上の管理会社からアドバイスがもらえる ・物件の種別を問わず一室から相談可能 ・相談料は無料 管理会社は賃貸経営のパートナーと言っても過言ではありません。空室対策をはじめ、物件管理やキャッシュフローなど日々の課題を解決するために、複数の管理会社にアドバイスをもらうことは一案です。 |
賃貸経営のお悩みはプロに相談!
プラン提案を受けてみませんか?
70社以上の有力管理会社が大家さんのお悩み解決をサポート
※ページ下部の「賃貸経営一括相談および土地活用プラン一括請求サービスの注意点」をご確認いただいたうえ、ご利用ください。
この記事の監修者
AFP/2級FP技能士/宅地建物取引士/相続管理士
明治学院大学 経済学部 国際経営学科にてマーケティングを専攻。大学在学中に2級FP技能士資格を取得。大学卒業後は地元の地方銀行に入行し、窓口業務・渉外業務の経験を経て、2011年9月より父親の経営する住宅会社に入社し、住宅新築や土地仕入れ、造成、不動産売買に携わる。