閑散期の空室対策は
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目次
賃貸経営の繁忙期と閑散期
なかでも8月、12月はとくに落ち込みます。つまり、繁忙期を逃すと、次の入居者は決めづらいといえます。
繁忙期以外は空室が埋まらない?
しかし、1月から3月の繁忙期における入居検討者数に比較すれば、閑散期の人の動きは少ないです。1月から3月の繁忙期が賃貸経営において大切な時期であると認識し、繁忙期に向けて閑散期に十分な準備を整えておく姿勢を忘れないようにしましょう。
理想は繁忙期を見据えて準備をしておくこと
大家さんとして閑散期および繁忙期にどのように動くのが理想的なのかについて、簡単にご説明いたします。
条件の見直しや棚卸しをする閑散期
また、空室の原因として建物および設備の劣化などが考えられる場合には、リフォームを行うなど物件価値の向上のための時間に充ててもよいでしょう。
迅速な対応が成約のカギとなる繁忙期
閑散期の空室対策としてできること
まずは現状把握から
その結果から空室が生じる原因を大家さんとして把握し、どのような改善を行えばよいかを検討しましょう。周辺類似物件の調査は、不動産ポータルサイトでの周辺物件検索、日ごろお付き合いのある管理会社や不動産会社へのヒアリング(ヒアリング内容例:人気物件と所有物件の相違点、所有物件の強み、人気設備・サービスなど)を通じて行えます。
既存入居者へのアプローチ
共用部分の清掃頻度を上げたり、設備修理・交換などに迅速に対応したり、既存入居者に安心感を持ってもらえるように努めましょう。長期入居者特典を設ける検討をしてみるのもよいでしょう。
また、定期的に入居者アンケートを実施し、困りごとや要望を把握し、対策を講じるのも効果的です。退去につながる不満の芽を早い段階で摘み取れば、住みよさを感じてもらえるため、長期入居につなげられるでしょう。
契約更新の前倒しを促すという方法も
社会人であれば転勤、学生であれば卒業などのやむを得ない理由で退去予定にしている方もあるでしょう。あらかじめ、退去予定の把握ができていれば、早めに入居者募集の準備を進められます。
また、契約更新月よりも前に更新手続きを行ってくれた入居者にプレゼントやサービスなど特典を用意するなどの促しもあるとよいでしょう。入居継続者の把握を行うことで、気持ちに余裕を持って繁忙期への準備を進められるでしょう。
入居検討者へのアプローチ
初期費用を緩和する
物件の魅力を整理する
不動産会社の店頭に張り出されるマイソクのブラッシュアップ、家具などをレンタルするなどして物件演出を行って生活をイメージさせるホームステージングなども、物件の魅力をアピールするために効果的な方法です。もちろん、日ごろから室内清掃を行い、清潔感のある状態を維持するのも大切な姿勢です。
不動産会社へのアプローチ
物件の認知を上げる
物件周辺のこまめな清掃や迅速な設備修理・交換を行う姿勢も日ごろからしている姿も印象付けると、結果として物件の認知度を上げることにつながるでしょう。
広告宣伝費(AD)をつける
管理会社へのアプローチ
また、入居者アンケートを通じて、管理会社への要望を把握し、改善を図ってもらえるように相談する必要もあります。なお改善に応じてもらえない場合には、管理会社の見直しを検討するのもよいでしょう。
家賃の値下げは最終手段、意識すべきはキャッシュフロー
また、家賃減額を知り得た既存入居者から不平不満が生じる可能性もあります。結果として、既存入居者からも家賃減額の要望がでたり、大家さんの対応に納得できず退去に至ったりして、キャッシュフローに大きな影響が生じることも考えられます。
キャッシュフローを意識し、今回の記事を参考にして家賃値下げの前にできることはないか、検討および実行するところから空室対策に取り掛かりましょう。
まとめ
また、今は空室が生じていなくても、将来的に空室が生じる可能性はゼロではありません。所有物件の強みの把握や周辺類似物件の動向について、日頃からアンテナを張り、情報のアップデートを行いましょう。
それは、所有物件の物件価値の維持・向上に必ず役に立ちます。まずは、所有物件の現状把握から、一歩を踏み出してみましょう。
閑散期の空室対策は
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この記事の監修者
AFP/社会福祉士/宅地建物取引士/金融広報アドバイザー
日本社会事業大学 社会福祉学部にて福祉行政を学ぶ。大学在学中にAFP(ファイナンシャルプランナー)、社会福祉士を取得。大学卒業後、アメリカンファミリー保険会社での保険営業を経て、(マンションデベロッパー)にてマンション営業、マンション営業企画に携わった。その後、2008年8月より独立し、現在、自社の代表を務める。