テレワークをする入居者を意識した空室対策!競合と差別化を図ろう

監修いしわた さとみ

  • 公開日:
  • 2021年03月05日
  • 更新日:
  • 2021年03月05日
テレワークをする入居者を意識した空室対策!競合と差別化を図ろう
新型コロナウイルスの感染拡大に伴って、企業のテレワーク導入が進み、テレワークを経験したという会社員が大幅に増加しています。こうした働き方が定着すれば、今後テレワーク向けの物件はますます増えていくことが予想されます。なかでも、駅遠だけれど広くて家賃の安い物件を所有している大家さんにとって、テレワーク向けとして賃貸することは、他物件との差別化をはかる策として非常に有効です。ここでは、テレワークに合った環境づくりのための設備導入、リフォーム、内見者に対するアピール方法などを詳しく紹介していきます。

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目次

テレワークを意識した新しい暮らし方

ITの普及により、企業のテレワーク導入率は2012年から2017年にかけてゆるやかな増加をみせていました。2020年には、新型コロナウイルス感染症の防止対策により、その件数が大幅に増加しています。

東京都内にある従業員30人以上の企業を対象としたテレワーク導入率の調査によると、2020年3月時点では「導入している」と答えた企業が24%だったのに対し、4月には62.7%まで増加していました。実際にテレワークを実施した社員の数は5割近くにのぼっており、調査結果によると企業規模による導入率の高さには多少の差があるものの、業種を問わずテレワークが増加していることがわかります。

今後もテレワークを続けたいという声は多く、国としても働き方改革の一環としてテレワークを推進していたこともあり、テレワークという働き方はコロナ禍収束後も一定数残るであろうことが考えられます。

※テレワーク・リモートワーク・在宅勤務などいろいろな呼び方がありますが、この記事ではテレワークで統一しています。

テレワークをきっかけに駅までの距離は気にならない人が増えている

テレワークを導入することにより、大幅に軽減されるのが「通勤時間」と「通勤のストレス」です。通勤する必要がなくなれば、駅までの距離や利便性を気にする必要もなくなります。駅から多少離れていても、落ち着いて仕事のできる環境の整った広い物件が好まれるなど、今後、住まいに対する需要も少しずつ変わっていくのではないでしょうか。

内閣府が行った調査によると、テレワークを経験したことで、約15%の人々が地方移住への関心が高まったと答えています。事実、2020年5月には東京都からの転出が転入を大きく上回りました。東京都から人口が流出する「転出超過」は、約9年ぶりのことです。

駅から離れたところに広い物件を所有している大家さんや、地方や郊外で賃貸経営をする大家さんにとっては、チャンスの到来ともいえるのかもしれません。

テレワークに合った環境づくりで差別化を

立地条件は変えようがありませんから、駅から遠い郊外の物件が、駅近や都心の物件に比べて入居者募集に苦戦することになるのは、従来ではやむを得ないことでした。

しかし、テレワークという働き方が浸透した今の時代の流れをチャンスに変えて、テレワークに合った環境づくりでターゲットを絞ってみるというのも、差別化するうえでの1つの手段です。郊外であるがゆえの広さを逆手にとって、ご自身の物件がテレワークに合った環境づくりが可能なのか、一度考えてみてはいかがでしょうか。

テレワークをする入居者のために大家さんができること

テレワークに合った環境というのは、どういうものなのか。テレワークをする入居者のために大家さんができることとは何なのか。その具体的な方法をお伝えしていきます。

テレワークに合った設備を導入する

テレワークに必須の設備といえば、まず無料のインターネット回線が挙げられます。メールの送受信、職場のサーバーへのアクセス、オンラインシステムの利用、テレビ会議など、テレワーカーにとって安定したインターネット環境は必要不可欠です。
また、テレワークの場合、自宅にいても電話応対やオンラインでの打ち合わせが発生するなど、来客の対応がしづらい場合があります。宅配ボックスがあれば、チャイムの音にわずらわされることなく、業務に集中できるのでおすすめです。
日中、自宅で仕事をしているとゴミの量も増えますから、敷地内にゴミボックスがあると便利です。周辺環境によっては、落ち着いて仕事のできる環境を整えるため、防音工事が必要になる場合もあるでしょう。

テレワークに合ったリフォームをする

大規模な工事は必要ありませんが、ちょっとしたリフォームをすることも検討しましょう。広いLDKのある間取りなら、一角に仕切りを設けて2畳ほどの簡易個室を設置することが可能です。6畳2間の2DKであれば、1畳程度のワークスペースを設置します。完全に間仕切ってしまうと圧迫感があるため、上部をオープンにするか、パーテーションやロールスクリーンで軽く仕切る程度がよいでしょう。

簡易的な仕切りを設けることは、オンライン会議の際の背景の映り込み防止にも効果的です。ワークデスクのほか、本棚や収納も適宜設置してください。照明と電源も必要です。明るすぎると作業に集中できないため、窓の位置にも注意してください。厚生労働省で、テレワークを行う際の作業環境に関するポイントをまとめていますので、リフォームの際の参考にしてください。

テレワークに合ったホームステージングを行う

テレワーク向けの賃貸物件は、まだあまり一般的とはいえません。せっかくリフォームしても、増設したワークスペースをどのように使用するのか、イメージできない方も多いかもしれません。そこで、ワークスペースをステージングして、内見者に実際の作業環境を見てもらいます。ワークチェアやパソコン、周辺機器、パーテーションなどをセッティングしておくと、その場で作業する様子をイメージしやすくなるでしょう。

小さな観葉植物や本・雑誌などの小物類や、文具、ひざ掛け、スマートフォンなど、仕事で使用するものもディスプレイしておくとよいでしょう。そうすることで、よりリアルにテレワーク環境をイメージしてもらえるとともに、内見者への訴求効果を高めることにもつながります。

ステージングの際にはペルソナ設定を

ステージングは、ただ大家さんの好みで飾り付けたのでは、集客効果は期待できません。まずはターゲットを明確にするために、ペルソナの設定を行います。ペルソナとは、もっとも標準的、あるいな理想的な架空ユーザーのことをいいます。

たとえば、テレワーク導入のために東京から郊外への移住を検討中の、40代妻子ありの営業職の男性と、30代の独身クリエイター女性とでは、同じワークスペースでもまったく違ったモデル空間になるはずです。ペルソナを設定し、そのペルソナに合ったステージングを施すようにしてください。

家具・家電付き物件として貸し出す

写真撮影や内見のためだけにステージングするのではなく、家具・家電付きとして、ステージングしたままの状態で入居者に賃貸するという方法もあります。

入居者にとっては、テレワークのために新しく家具を購入し、搬入して組み立てる費用と手間が省けますし、大家さんにとっても、ステージングに使った家具類を撤去して保管するための費用と手間が省けます。家具・家電付きで賃貸することは、双方にとってメリットがあると考えられます。

費用対効果を踏まえて検討しよう

テレワーク向けの物件として賃貸するには、それほど大がかりなリフォームは必要ないものの、インターネット環境やワークスペースの増設、ステージングのための家具・家電設置など、ある程度の設備投資は必要です。

4畳半程度の個室がある物件なら、あまり手を加えずにインターネット環境だけを整え、ホームステージングを施して、「テレワーク向け」として入居者募集するという方法もあるでしょう。まずは明確なターゲット設定を行い、どれだけの需要が見込めるか、家賃はアップできるのか、費用対効果も踏まえて慎重に検討してください。

まとめ

テレワークの推進により、今後郊外への移住はますます増えていく可能性があると考えられます。駅遠で入居者確保に苦心していた大家さんにとっては、またとないチャンスといえるでしょう。駅からの距離を気にしないテレワーカーにとって、重要なのは仕事が快適にできる環境です。

まずは、リフォームによるワークスペースの増設や防音対策、無料インターネット回線の導入により、業務に支障の出ない環境を整えます。そして、ターゲットに応じたステージングで内見者に対して快適なテレワーク環境をアピールします。家具・家電付きとしてそのまま貸し出すことも検討してみるとよいでしょう。費用対効果も考えながら、テレワーカーの需要に応える方法を考えることが重要です。

テレワークに向いてる物件が求められています。
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いしわた さとみ

監修いしわた さとみ

【資格】宅地建物取引士/2級建築士/既存住宅状況調査技術者/ホームステージャー

建築設計事務所、不動産会社、建設会社等での勤務を経て、現在は不動産・住宅・建設ライター、住宅営業、建設CADオペレーターとして活動。実家は建築屋。主婦で3児の母。

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