内見~成約まで非対面?非対面で行う空室対策メリット・デメリット

監修いしわた さとみ

  • 公開日:
  • 2020年09月14日
  • 更新日:
  • 2020年09月14日
内見~成約まで非対面?非対面で行う空室対策メリット・デメリット
インターネットでの買い物が一般的となった現代において、賃貸住宅も仲介会社を訪問せずにインターネットで情報を収集する方が増加しています。ICT(情報通信技術)の普及にともない、今後インターネット上で物件選びをする方はますます増えていくでしょう。そのような将来を見越し、非対面での空室対策に取り組んでいきたいとお考えの大家さんもいらっしゃるのではないでしょうか。内見から成約までを非対面で行うメリット・デメリット、大家さんご自身で準備すべきことなど具体的に説明していきますので、参考にしてください。

不動産業界でも非対面が増えています。
空室対策の1つとして検討してみてはいかがでしょうか

賃貸経営のお悩みはプロに相談!
プラン提案を受けてみませんか?

無料
  • STEP1都道府県を選択

  • STEP2市区町村を選択

  • STEP3物件種別を選択

無料で相談してみる

70社以上の有力管理会社が大家さんのお悩み解決をサポート

  • 掲載企業ロゴ
  • 掲載企業ロゴ
  • 掲載企業ロゴ
  • 掲載企業ロゴ
  • 掲載企業ロゴ
  • 掲載企業ロゴ

※ページ下部の「賃貸経営一括相談サービスの注意点」をご確認いただいたうえ、ご利用ください。

目次

WEB上で欲しいものやサービスの購入が当たり前の時代

スマートフォンやパソコンなどの端末とインターネット環境があれば、必要なものはいつでもすぐに手に入る時代です。ビデオ通話機能を使えば、遠く離れた場所にいる相手でも、いつでも気軽に顔を見て話をすることができます。賃貸住宅選びにおいても、最初に仲介会社の店舗を訪問したり、物件の内見をしたりするのではなく、まずはインターネットで情報を収集し、物件を絞り込んでから内見するという方が増えています。

賃貸経営においてもWEB上でできるような取り組みが増加

2017年10月には、パソコンやテレビなどの端末を利用したIT重説(ITを活用した重要事項説明)の運用がスタートしました。これを機に、不動産テック(不動産×テクノロジー)にも改めて注目が集まっています。

すでに活用が進んでいる物件探しのためのWEBメディアも、不動産テックによるサービスの1つです。賃貸物件を探す方の多くの方が、仲介会社の店舗へ足を運ぶ前に、このようなメディアを利用しているのではないでしょうか。このほかにも、VR(ICT)を使った360度パノラマ動画によるWEB内見、スマートロック(IoT)によるセルフ内見。チャットボットやLINEオフィシャルアカウントによる非対面での問い合わせ対応など、今後は内見から成約まで仲介会社を訪問することなく、いかにして非対面で完結できるかが重要となってきます。

【内見から成約まで】非対面で行う場合のメリット・デメリット

それでは、内見から成約までを非対面で行うことには、どのようなメリットとデメリットがあるのでしょうか。入居者と大家さん双方の視点からお伝えします。

入居者のメリット

急な転勤や転職にともなう遠隔地での物件探し、仕事が多忙で内見の時間をとれないという方でも、移動にかかる費用や時間的な負担を軽減し、柔軟に対応できるのが最大のメリットです。複数の物件を見て回るのは時間もかかり、物件探しだけで休日がつぶれてしまうこともありますから、WEB上での物件選びは時間や日数の短縮にもつながり、スピーディーに物件選びを行えます。非対面での成約は、仲介手数料を無料としている仲介会社もあります。

入居者のデメリット

広角レンズで室内写真を撮影すると、部屋が実際よりも広々と感じられます。そのため、実際に物件を見た時に「思っていたよりも狭い」と感じる方もいらっしゃるでしょう。また、設備の使い勝手や内外装の老朽化の度合いなど、実際に現地を見てみないとわかりづらい部分も多いです。とくに、周辺環境や駅からの距離や道のりなど、写真やコメントだけですべてを正確に把握するのは難しいでしょう。

大家さんのメリット

遠方にお住まいの方や、多忙な方などの幅広いニーズに対応できるため、空室対策としては非常に効果的です。近隣の競合物件との差別化にもつながります。また、セルフ内見を導入することで、入居希望者は自身のスケジュールに合わせて自由に内見できるため、その手軽さから、かえって内見の件数が増えることも考えられます。接客にかかる時間と労力を削減し、内見から成約までスピーディーに行うことができるのもメリットです。

大家さんのデメリット

物件を見ずに成約すると、入居の段階になって「思っていたのと違う」というマイナスな印象を持たれてしまうことがあります。結果として、早期の退去につながる場合もあるでしょう。また、ビデオ通話は対面に比べて意思疎通が難しく、環境によって気が散ったり、回線の不具合が起こったりということも考えられます。IT重説などはとくに、聞きもらしのないよう慎重に進める必要があります。非対面での成約は仲介手数料を無料としている仲介会社の場合、仲介手数料が大家さんの負担になる場合もあるので、確認してください。

デメリットに対しての対策

大家さんにとって最大のデメリットである早期退去を防止するためには、契約書の内容を見直します。賃貸借契約の期間を2年間として、中途解約には違約金を設定するか、定期借家契約としてもよいでしょう。物件を見ないことで誤認が生じることのないよう、画像の加工など過度の印象操作を行わないこと、設備の機能や使い勝手や内装に傷みのある部分などは、情報をできるだけ細かく記載することも大切です。

また、非対面だからこそコミュニケーションはしっかりととる必要があります。入居希望者や仲介会社からの連絡には、迅速に対応するよう心がけてください。

【事前準備】基本的な空室対策を忘れずに行う

非対面での対応を行うのは仲介会社ですが、WEB内見から成約に結びつけるためには、大家さんの方でも空室対策を行う必要があります。非対面でも効果的な空室対策にはどのようなものがあるのか、見ていきましょう。

契約条件の見直し

現地へ足を運ばず物件選びができるというのは、遠方の方、多忙な方にとっては非常に合理的ですが、長く住みたい方ほど「失敗したくない」という気持ちも強く、成約へのハードルは上がります。そこで、初期費用などの契約条件や入居条件を見直すことでアピールポイントをつくり、決断を促します。たとえば、敷金・礼金をゼロにする、フリーレントとする、カード払いができるようにするなど、急な引っ越しに対する初期費用の負担を軽減します。2人入居可に条件を緩和し、家賃の折版を可能にしてもよいでしょう。

マイソクのブラッシュアップ

本来マイソクは物件に興味を持ってもらうことを目的に作成しますが、非対面で成約に結びつけるためには情報をさらに充実させる必要があります。写真は室内、外観含めできるだけ多く掲載します。撮影の際は照明に配慮し、水平・垂直を意識してきれいに、正確に撮るようにします。周辺環境については、移動距離も含めてくわしく明記します。入居の条件やアピールポイントだけでなく、ネガティブな内容の告知事項についてもきちんと記載するようにしましょう。入居者にとってそういった配慮は、大家さんや仲介会社への信頼につながります。

非対面対応の物件であることを明記するのも忘れずに。

ホームステージングとVR内見・セルフ内見

いまやトレンドともいえるVR内見。「VR」は「バーチャルリアリティ」の略称であり、「仮想現実」を意味します。専用の360°カメラで撮影した動画をスマートフォンやタブレットで視聴します。現地で室内を見渡すように、コンセントやテレビジャックの位置、エアコンの配置といった細かい部分まで確認できます。

ホームステージングをしてから撮影を行うと、より居住空間としての雰囲気が感じられます。セルフ内見は、スマートロックを活用して予約した時間に入居希望者が単独で物件を内見できるシステムです。多忙な方でも時間に拘束されず、隙間時間を活用できると人気です。

SNSで物件情報を発信する

ブログやフェイスブック、インスタグラムなど、SNSでの情報発信も、入居者募集に有効です。内見のように物件の説明をしてまわる動画を投稿したり、大家さん自身の言葉でアピールポイントやチェックポイントを紹介したり、自由に投稿してください。見る人に大家さんの人柄や物件への思いが伝わり、安心感が増して成約への近道となります。複数のSNSサービスを利用することで、さまざまな年代の方に働きかけることができます。

大切なのは費用対効果

このように、非対面での空室対策にはさまざまなサービスを活用できます。しかし、これらのサービスをすべて取り入れてしまえばよいというわけではなく、費用対効果も考えながら取捨選択する必要があります。VR内見やスマートロックによるセルフ内見の導入には初期費用や月々の費用が発生します。投資額にもよりますが、まずは効果を見極めるという意味でも、コストをかけずにできることから始めるとよいでしょう。入居希望者が求めている情報は何なのかを考えてみることで、どんなサービスを導入すべきか、どこまでやるべきかがわかってくるはずです。

まとめ

非対面での空室対策は現代におけるトレンドであり、ICTやIoTの利活用が進む中、今後ますますその傾向が強まっていくと考えられます。

内見から成約までを非対面で行うことは、入居者にとっても大家さんにとってもさまざまなメリット・デメリットがありますが、デメリットとなる部分を解消していくことで、成約までをより効率的・効果的に進めていくことが可能になります。マイソクのブラッシュアップやホームステージング、SNSでの情報発信など、比較的改善しやすいことからスタートし、最終的にはVR内見やセルフ内見、IT重説とステップアップしていくことをおすすめします。集客力強化の一案として、ぜひご検討ください。

不動産業界でも非対面が増えています。
空室対策の1つとして検討してみてはいかがでしょうか

賃貸経営のお悩みはプロに相談!
プラン提案を受けてみませんか?

無料
  • STEP1都道府県を選択

  • STEP2市区町村を選択

  • STEP3物件種別を選択

無料で相談してみる

70社以上の有力管理会社が大家さんのお悩み解決をサポート

  • 掲載企業ロゴ
  • 掲載企業ロゴ
  • 掲載企業ロゴ
  • 掲載企業ロゴ
  • 掲載企業ロゴ
  • 掲載企業ロゴ

※ページ下部の「賃貸経営一括相談サービスの注意点」をご確認いただいたうえ、ご利用ください。

いしわた さとみ

監修いしわた さとみ

【資格】宅地建物取引士/2級建築士/既存住宅状況調査技術者/ホームステージャー

建築設計事務所、不動産会社、建設会社等での勤務を経て、現在は不動産・住宅・建設ライター、住宅営業、建設CADオペレーターとして活動。実家は建築屋。主婦で3児の母。

※紹介されている情報は、記事公開当時の内容です。法律改正等により内容に変更がある場合もございます。

賃貸経営一括相談サービスの注意点

賃貸経営一括相談サービスについて

  • 株式会社カカクコムは、本サービス(賃貸経営一括相談サービス)でご入力いただいた情報を保有しておりません。個人情報を含むお客様のデータは、全て株式会社NTTデータ スマートソーシングが取得し、同社から同社業務提携先である管理会社に提供されます。

個人情報の取り扱いについて

  • 賃貸経営一括相談の可能な企業数は、物件の種別や所在地によっては異なります。
  • お客様の物件によっては、一括相談ができない場合もございます。ご了承ください。
  • 賃貸経営一括相談サービスの提供は日本国内(一部離島等を除く)に限らせて頂きます。
  • プラン提供について、株式会社NTTデータ スマートソーシングの提携先各管理会社から直接連絡をいたします。
  • 相談後の管理会社選定について、株式会社カカクコムおよび株式会社NTTデータ スマートソーシングは関与いたしません。
  • 賃貸経営一括相談サービスは、セキュリティを保つために情報を暗号化して送受信するSSL(Secure Sockets Layer)機能に対応しています。ご利用の際はSSL対応ブラウザをお使いください
  • 賃貸経営一括相談サービスについてご不明な点がございましたら「HOME4U サービスに関するお問い合わせ」よりお問い合わせください。株式会社カカクコムではお答えできません。